指標トレードに役立つ経済指標一覧

よく動く経済指標発表時間をおさえておこう

やはり米国の重要経済指標である雇用統計・非農業部門雇用者数はビッグイベントとして、トレーダーの間ではもはや常識の指標です。

そして、経済指標で動くときに気を付ける事の一つは、「予想」である。

経済指標発表前には、必ず市場から予想が出されている。例えば、どこかの国の失業率が10%などの予想である。そして、いざ失業率が発表される。発表の結果、9.6%等だとする。その場合、予想よりも低い失業率なのでその国は有望という判断を多くの為替トレーダーがする。したがって、それがアメリカだとすると為替レートがドル高になる可能性が高いということである。逆に、失業率が10.5%などの場合はドル安になるだろう。

それは、数字がどれだけ離れているかにも寄る。9%という数字が出ようものなら、大きくドル高になるかもしれない。

ただ、例外も有る。ちょっと冷静に考えてみて頂きたいのだが、失業率が9.6%という数字は低いといえるだろうか。ほぼ10人に1人が失業をしている。10%というほどではないにしても、余りにも高い失業率であることには違いない。このため、たとえ9.6%でもドル安に動く事が有る。予想と違っていても、失業率は依然高い。つまり、「絶対的な」数字が判断材料にされているわけだ。このパターンは意外と多い。

つまり、確かに経済指標では大きく動くので気を付けないと危ない時間帯ではある。ただ、だからと言って予想に対する数字を余りにも意識しすぎると思わぬ値動きで損をする事も有る。

たまに「ファンダメンタルズよりもチャートの方が重要」と言われる事があるのも、こういう理由があるのかもしれない。